大和の国のこころ、万葉のこころ

不肖私がこよなく愛する『万葉集』の鑑賞blogです。

2022-02-15から1日間の記事一覧

花橘を袖に受けて・・・巻第10-1966

訓読 >>> 風に散る花橘(はなたちばな)を袖(そで)に受けて君がみ跡(あと)と偲(しの)ひつるかも 要旨 >>> 風に舞い散る橘の花びらを袖に受け止め、その香りをあなたの形見のように偲んでいます。 鑑賞 >>> 「花を詠む」歌。「橘」は、『日本…