大和の国のこころ、万葉のこころ

不肖私がこよなく愛する『万葉集』の鑑賞blogです。

2022-08-16から1日間の記事一覧

楽浪の志賀津の子らが罷道の・・・巻第2-217~219

訓読 >>> 217秋山の したへる妹(いも) なよ竹の とをよる子らは いかさまに 思ひ居(を)れか たく繩(なは)の 長き命(いのち)を 露こそは 朝(あした)に置きて 夕(ゆうへ)には 消(き)ゆといへ 霧こそば 夕に立ちて 朝は 失(う)すといへ 梓弓…