大和の国のこころ、万葉のこころ

不肖私がこよなく愛する『万葉集』の鑑賞blogです。

2022-09-11から1日間の記事一覧

夕されば小倉の山に鳴く鹿は・・・巻第8-1511

訓読 >>> 夕されば小倉(をぐら)の山に鳴く鹿は今夜(こよひ)は鳴かずい寝(ね)にけらしも 要旨 >>> 夕暮れになるといつも小倉山で鳴く鹿が、今夜は鳴かない。もう夫婦で寝てしまったのだろう。 鑑賞 >>> 「岡本天皇の御製歌」とあり、飛鳥岡本…