大和の国のこころ、万葉のこころ

不肖私がこよなく愛する『万葉集』の鑑賞blogです。

2022-11-08から1日間の記事一覧

み越路の雪降る山を越えむ日は・・・巻第9-1785~1786

訓読 >>> 1785人となる ことは難きを わくらばに なれる我(あ)が身は 死にも生きも 君がまにまと 思ひつつ ありし間(あいだ)に うつせみの 世の人なれば 大君(おほきみ)の 命(みこと)恐(かしこ)み 天(あま)ざかる 夷(ひな)治(おさ)めにと…