大和の国のこころ、万葉のこころ

不肖私がこよなく愛する『万葉集』の鑑賞blogです。

2022-12-23から1日間の記事一覧

一重の衣を一人着て寝れ・・・巻第12-2853

訓読 >>> 真玉(またま)つく遠(をち)をし兼ねて思へこそ一重(ひとへ)の衣(ころも)ひとり着て寝(ぬ)れ 要旨 >>> 私たちの将来のことを考えるからこそ、一重の薄い着物にくるまって一人寂しく着て寝ているのです。 鑑賞 >>> 「真玉つく」は…