大和の国のこころ、万葉のこころ

不肖私がこよなく愛する『万葉集』の鑑賞blogです。

2023-02-01から1日間の記事一覧

夕されば小倉の山に伏す鹿の・・・巻第9-1664

訓読 >>> 夕されば小倉(をぐら)の山に伏(ふ)す鹿の今夜(こよひ)は鳴かず寝(い)ねにけらしも 要旨 >>> 夕暮れになると小倉の山に伏す鹿は、今夜は鳴かずに寝てしまったようだ。 鑑賞 >>> 巻第9の冒頭におかれた雄略天皇の御製歌ですが、舒明…