大和の国のこころ、万葉のこころ

不肖私がこよなく愛する『万葉集』の鑑賞blogです。

2023-02-15から1日間の記事一覧

須磨の海女の塩焼き衣の・・・巻第4-630

訓読 >>> 須磨(すま)の海女(あま)の塩焼き衣(きぬ)の藤衣(ふぢごろも)間遠(まどほ)にしあればいまだ着なれず 要旨 >>> 須磨の海女が塩を焼くとき着る藤の衣(ころも)は、ごわごわした目の粗い着物なので、たまにしかまとう機会がなく、いま…