大和の国のこころ、万葉のこころ

不肖私がこよなく愛する『万葉集』の鑑賞blogです。

『万葉集』巻第11(索引)

〈後半〉2597番~2840番

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  15. 今さらに君が手枕まき寝めや我が紐の緒の解けつつもとな
  16. 白栲の袖触れてし夜我が背子に我が恋ふらくはやむ時もなし
  17. 夕占にも占にも告れる今夜だに来まさぬ君をいつとか待たむ
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  23. 朝影に我が身はなりぬ韓衣裾のあはずて久しくなれば
  24. 解き衣の思ひ乱れて恋ふれどもなぞ汝がゆゑと問ふ人もなき
  25. 摺り衣着りと夢に見つうつつにはいづれの人の言か繁けむ
  26. 志賀の海人の塩焼き衣なれぬれど恋といふものは忘れかねつも
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  31. はねかづら今する妹がうら若み笑みみ怒りみ付けし紐解く
  32. いにしへの倭文機帯を結び垂れ誰れといふ人も君にはまさじ
  33. 逢はずとも我れは恨みじこの枕我れと思ひてまきてさ寝ませ
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  41. うち鼻ひ鼻をぞひつる剣大刀身に添ふ妹し思ひけらしも
  42. 梓弓末のはら野に鳥狩する君が弓弦の絶えむと思へや
  43. 葛城の襲津彦真弓新木にも頼めや君が我が名告りけむ
  44. 梓弓引きみ緩へみ来ずは来ず来ば来そをなぞ来ずは来ばそを
  45. 時守の打ち鳴す鼓数みみれば時にはなりぬ逢はなくもあやし
  46. 燈の影に輝ふうつせみの妹が笑まひし面影に見ゆ
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  51. 手作りを空ゆ引き越し遠みこそ目言離るらめ絶ゆと隔てや
  52. かにかくに物は思はじ飛騨人の打つ墨縄のただ一道に
  53. あしひきの山田守る翁が置く鹿火の下焦がれのみ我が恋ひ居らく
  54. そき板もち葺ける板目のあはざらばいかにせむとか我が寝そめけむ
  55. 難波人葦火焚く屋の煤してあれど己が妻こそ常めづらしき
  56. 妹が髪上げ竹葉野の放ち駒荒びにけらし逢はなく思へば
  57. 馬の音のとどともすれば松蔭に出でてぞ見つるけだし君かと
  58. 君に恋ひ寐ねぬ朝明に誰が乗れる馬の足の音ぞ我れに聞かする
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  61. 神なびにひもろき立てて斎へども人の心は守りあへぬもの
  62. 天雲の八重雲隠り鳴る神の音のみにやも聞きわたりなむ
  63. 争へば神も憎(にく)ますよしゑやしよそふる君が憎くあらなくに
  64. 夜並べて君を来ませとちはやぶる神の社を祷まぬ日はなし
  65. 霊ぢはふ神も我れをば打棄てこそしゑや命の惜しけくもなし
  66. 我妹子にまたも逢はむとちはやぶる神の社を祷まぬ日はなし
  67. ちはやぶる神の斎垣も越えぬべし今は我が名の惜しけくもなし
  68. 夕月夜暁闇の朝影に我が身はなりぬ汝を思ひかねに
  69. 月しあれば明くらむ別も知らずして寝て我が来しを人見けむかも
  70. 妹が目の見まく欲しけく夕闇の木の葉隠れる月待つごとし
  71. 真袖持ち床うち掃ひ君待つと居りし間に月かたぶきぬ
  72. 二上に隠らふ月の惜しけども妹が手本を離るるこのころ
  73. 我が背子が振り放け見つつ嘆くらむ清き月夜に雲なたなびき
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  81. 佐保の内ゆあらしの風の吹きぬれば帰りは知らに嘆く夜ぞ多き
  82. はしきやし吹かぬ風ゆゑ玉櫛笥開けてさ寝にし我れぞ悔しき
  83. 窓越しに月おし照りてあしひきの嵐吹く夜は君をしぞ思ふ
  84. 川千鳥住む沢の上に立つ霧のいちしろけむな相言ひそめてば
  85. 我が背子が使ひを待つと笠も着ず出でつつぞ見し雨の降らくに
  86. 韓衣君にうち着せ見まく欲り恋ひぞ暮らしし雨の降る日を
  87. 彼方の埴生の小屋に小雨降り床さへ濡れぬ身に添へ我妹
  88. 笠なしと人には言ひて雨障み留まりし君が姿し思ほゆ
  89. 妹が門行き過ぎかねつひさかたの雨も降らぬかそをよしにせむ
  90. 夕占問ふ我が袖に置く白露を君に見せむと取れば消につつ
  91. 桜麻の麻生の下草露しあれば明かしてい行け母は知るとも
  92. 待ちかねて内には入らじ白栲の我が衣手に露は置きぬとも
  93. 朝露の消やすき我が身老いぬともまたをちかへり君をし待たむ
  94. 白栲の我が衣手に露は置きて妹は逢はなくたゆたひにして
  95. かにかくに物は思はじ朝露の我が身一つは君がまにまに
  96. 夕凝りの霜置きにけり朝戸出にいたくし踏みて人に知らゆな
  97. かくばかり恋ひつつあらずは朝に日に妹が踏むらむ地にあらましを
  98. あしひきの山鳥の尾の一峰越え一目見し子に恋ふべきものか
  99. 我妹子に逢ふよしをなみ駿河なる富士の高嶺の燃えつつかあらむ
  100. 荒熊の住むといふ山の師歯迫山責めて問ふとも汝が名は告らじ
  101. 妹が名も我が名も立たば惜しみこそ富士の高嶺の燃えつつわたれ
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  109. はしきやし逢はぬ君ゆゑいたづらにこの川の瀬に玉裳濡らしつ
  110. 泊瀬川早み早瀬をむすび上げて飽かずや妹と問ひし君はも
  111. 青山の岩垣沼の水隠りに恋ひやわたらむ逢ふよしをなみ
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  126. 我妹子が笠のかりての和射見野に我れは入りぬと妹に告げこそ
  127. 数多あらぬ名をしも惜しみ埋れ木の下ゆぞ恋ふるゆくへ知らずて
  128. 秋風の千江の浦廻の木積なす心は寄りぬ後は知らねど
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  152. 大船に葦荷刈り積みしみみにも妹は心に乗りにけるかも
  153. 駅路に引き舟渡し直乗りに妹は心に乗りにけるかも
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  184. 紫の名高の浦の靡き藻の心は妹に寄りにしものを
  185. 海の底奥を深めて生ふる藻のもとも今こそ恋はすべなき
  186. さ寝がには誰とも宿めど沖つ藻の靡きし君が言待つ我れを
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  212. 眉根掻き鼻ひ紐解け待てりやもいつかも見むと恋ひ来し我れを
  213. 今日なれば鼻ひ鼻ひし眉かゆみ思ひしことは君にしありけり
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