大和の国のこころ、万葉のこころ

不肖私がこよなく愛する『万葉集』の鑑賞blogです。

『万葉集』巻第8(索引)

1418番~1663番

  1. 石ばしる垂水の上のさ蕨の萌え出づる春になりにけるかも
  2. 神奈備の磐瀬の社の呼子鳥いたくな鳴きそ我が恋まさる
  3. (未)
  4. 春山の咲きのをゐりに春菜摘む妹が白紐見らくしよしも
  5. うち靡く春来るらし山の際の遠き木末の咲きゆく見れば
  6. (未)
  7. (未)
  8. (未)
  9. (未)
  10. (未)
  11. おしてる難波を過ぎてうちなびく草香の山を夕暮に・・・長歌
  12. 娘子らがかざしのために風流士の縵のためと敷きませる・・・長歌
  13. 去年の春逢へりし君に恋ひにてし桜の花は迎へ来らしも
  14. 百済野の萩の古枝に春待つと居りし鶯鳴きにけむかも
  15. (未)
  16. (未)
  17. (未)
  18. 蝦鳴く神奈備川に影見えて今か咲くらむ山吹の花
  19. 含めりと言ひし梅が枝今朝降りし沫雪にあひて咲きぬらむかも
  20. 霞立つ春日の里の梅の花山のあらしに散りこすなゆめ
  21. (未)
  22. (未)
  23. (未)
  24. うち霧らし雪は降りつつしかすがに吾家の園に鶯鳴くも
  25. (未)
  26. (未)
  27. (未)
  28. 風交り雪は降るとも実にならぬ我家の梅を花に散らすな
  29. 春の野にあさる雉の妻恋ひにおのがあたりを人に知れつつ
  30. 世の常に聞けば苦しき呼子鳥声なつかしき時にはなりぬ
  31. (未)
  32. 茅花抜く浅茅の原のつぼすみれ今盛りなり我が恋ふらくは
  33. (未)
  34. 水鳥の鴨の羽色の春山のおほつかなくも思ほゆるかも
  35. 闇ならばうべも来まさじ梅の花咲ける月夜に出でまさじとや
  36. 玉たすき懸けぬ時なく息の緒に我が思ふ君はうつせみの・・・長歌
  37. 波の上ゆ見ゆる小島の雲隠りあな息づかし相別れなば
  38. たまきはる命に向ひ恋ひむゆは君が御船の楫柄にもが
  39. この花の一よのうちに百種の言そ隠れる凡ろかにすな
  40. この花の一よのうちは百種の言持ちかねて折らえけらずや
  41. 屋戸にある桜の花は今もかも松風疾み土に散るらむ
  42. 世の中も常にしあらねば屋戸にある桜の花の散れる頃かも
  43. 戯奴がため我が手もすまに春の野に抜ける茅花そ食して肥えませ
  44. 昼は咲き夜は恋ひ寝る合歓木の花君のみ見めや戯奴さへに見よ
  45. 我が君に戯奴は恋ふらし賜りたる茅花を喫めどいや痩せに痩す
  46. 我妹子が形見の合歓木は花のみに咲きてけだしく実にならじかも
  47. (未)
  48. (未)
  49. 神奈備の磐瀬の杜の霍公鳥毛無の岳に何時か来鳴かむ
  50. (未)
  51. (未)
  52. (未)
  53. もののふの石瀬の社の霍公鳥今も鳴かぬか山の常蔭に
  54. (未)
  55. 霍公鳥来鳴きとよもす卯の花の共にや来しと問はましものを
  56. 橘の花散る里の霍公鳥片恋しつつ鳴く日しぞ多き
  57. (未)
  58. (未)
  59. (未)
  60. (未)
  61. (未)
  62. (未)
  63. 我が宿に月おし照れり霍公鳥心あらば今夜来鳴き響もせ
  64. 我が宿の花橘に霍公鳥今こそ鳴かめ友に逢へる時
  65. 皆人の待ちし卯の花散りぬとも鳴く霍公鳥我れ忘れめや
  66. (未)
  67. (未)
  68. (未)
  69. (未)
  70. (未)
  71. (未)
  72. (未)
  73. (未)
  74. (未)
  75. 君が家の花橘は成りにけり花なる時に逢はましものを
  76. (未)
  77. (未)
  78. (未)
  79. (未)
  80. (未)
  81. (未)
  82. (未)
  83. 夏の野の茂みに咲ける姫百合の知らえぬ恋は苦しきものぞ
  84. (未)
  85. (未)
  86. 我妹子が家の垣内のさ百合花ゆりと言へるは否と言ふに似る
  87. (未)
  88. ほととぎす鳴きしすなはち君が家に行けと追ひしは至りけむかも
  89. (未)
  90. いかといかとある我がやどに百枝さし生ふる橘玉に貫く・・・長歌
  91. 望ぐたち清き月夜に我妹子に見せむと思ひしやどの橘
  92. 妹が見て後も鳴かなむ霍公鳥花橘を地に散らしつ
  93. なでしこは咲きて散りぬと人は言へど我が標めし野の花にあらめやも
  94. 夕されば小倉の山に鳴く鹿は今夜は鳴かずい寝にけらしも
  95. 経もなく緯も定めず娘子らが織る黄葉に霜な降りそね
  96. 今朝の朝け雁が音聞きつ春日山もみちにけらし我がこころ痛し
  97. 秋萩は咲くべくあらし我が屋戸の浅茅が花の散りゆく見れば
  98. 言繁き里に住まずは今朝鳴きし雁にたぐひて行かましものを
  99. (未)
  100. (未)
  101. (未)
  102. (未)
  103. (未)
  104. (未)
  105. (未)
  106. (未)
  107. (未)
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  110. (未)
  111. (未)
  112. (未)
  113. (未)
  114. (未)
  115. 草枕旅ゆく人も行き触ればにほひぬべくも咲ける萩かも
  116. 伊香山野辺に咲きたる萩見れば君が家なる尾花し思ほゆ
  117. をみなへし秋萩折れれ玉桙の道行きづとと乞はむ子がため
  118. (未)
  119. (未)
  120. 秋の野に咲きたる花を指折りかき数ふれば七種の花
  121. 萩の花尾花葛花なでしこの花をみなへしまた藤袴朝顔の花
  122. 秋の田の穂田を雁がね闇けくに夜のほどろにも鳴き渡るかも
  123. 今朝の朝明雁が音寒く聞きしなへ野辺の浅茅ぞ色づきにける
  124. 我が岡にさを鹿来鳴く初萩の花妻どひに来鳴くさを鹿
  125. 我が岡の秋萩の花風をいたみ散るべくなりぬ見む人もがも
  126. (未)
  127. (未)
  128. (未)
  129. (未)
  130. (未)
  131. 咲く花もをそろはうとしおくてなる長き心になほ及かずけり
  132. (未)
  133. (未)
  134. (未)
  135. 夕月夜心もしのに白露の置くこの庭に蟋蟀鳴くも
  136. (未)
  137. (未)
  138. (未)
  139. (未)
  140. (未)
  141. (未)
  142. (未)
  143. (未)
  144. (未)
  145. 誰聞きつこゆ鳴き渡る雁がねの妻呼ぶ声のともしくもあるを
  146. 聞きつやと妹が問はせる雁がねはまことも遠く雲隠るなり
  147. (未)
  148. (未)
  149. (未)
  150. (未)
  151. (未)
  152. (未)
  153. (未)
  154. (未)
  155. (未)
  156. 秋の雨に濡れつつ居ればいやしけど我妹が宿し思ほゆるかも
  157. (未)
  158. (未)
  159. (未)
  160. (未)
  161. (未)
  162. (未)
  163. (未)
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  166. (未)
  167. (未)
  168. (未)
  169. (未)
  170. あしひきの山の黄葉今夜もか浮かび行くらむ山川の瀬に
  171. (未)
  172. (未)
  173. 十月時雨にあへる黄葉の吹かば散りなむ風のまにまに
  174. (未)
  175. しかとあらぬ五百代小田を刈り乱り田廬に居れば都し思ほゆ
  176. 隠口の泊瀬の山は色づきぬ時雨の雨は降りにけらしも
  177. 時雨の雨間なくな降りそ紅ににほへる山の散らまく惜しも
  178. (未)
  179. (未)
  180. (未)
  181. (未)
  182. (未)
  183. 妻恋ひに鹿鳴く山辺の秋萩は露霜寒み盛り過ぎゆく
  184. めづらしき君が家なる花すすき穂に出づる秋の過ぐらく惜しも
  185. (未)
  186. (未)
  187. (未)
  188. (未)
  189. (未)
  190. (未)
  191. (未)
  192. (未)
  193. 高円の秋野の上のなでしこが花うら若み人のかざししなでしこが花
  194. (未)
  195. (未)
  196. 秋の野を朝ゆく鹿の跡もなく思ひし君に逢へる今宵か
  197. 九月のその初雁の使にも思ふ心は聞こえ来ぬかも
  198. 大の浦のその長浜に寄する波ゆたけく君を思ふこのころ
  199. 朝ごとに我(わ)が見る宿(やど)のなでしこの花にも君はありこせぬかも
  200. (未)
  201. (未)
  202. 玉桙の道は遠けどはしきやし妹を相見に出でてぞ我が来し
  203. あらたまの月立つまでに来ませねば夢にし見つつ思ひそ我がせし
  204. (未)
  205. (未)
  206. (未)
  207. (未)
  208. (未)
  209. (未)
  210. (未)
  211. (未)
  212. (未)
  213. (未)
  214. (未)
  215. (未)
  216. 手もすまに植ゑし萩にやかへりては見れども飽かず心 尽さむ
  217. 衣手に水渋付くまで植ゑし田を引板我が延へまもれる苦し
  218. 佐保川の水を堰き上げて植ゑし田を刈れる初飯はひとりなるべし
  219. 大口の真神の原に降る雪はいたくな降りそ家もあらなくに
  220. はだすすき尾花逆葺き黒木もち造れる室は万代までに
  221. あをによし奈良の山なる黒木もち造れる室は座せど飽かぬかも
  222. 沫雪のほどろほどろに降り敷しけば奈良の都し思ほゆるかも
  223. 我が岡に盛りに咲ける梅の花残れる雪をまがへつるかも
  224. (未)
  225. (未)
  226. (未)
  227. (未)
  228. (未)
  229. (未)
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  239. (未)
  240. (未)
  241. (未)
  242. 真木の上に降り置ける雪のしくしくも思ほゆるかもさ夜問へ我が背
  243. (未)
  244. ひさかたの月夜を清み梅の花心開けて我が思へる君
  245. (未)
  246. (未)