大和の国のこころ、万葉のこころ

不肖私がこよなく愛する『万葉集』の鑑賞blogです。

2024-01-30から1日間の記事一覧

み空行く月の光にただ一目・・・巻第4-710

訓読 >>> み空行く月の光にただ一目(ひとめ)相(あひ)見し人の夢(いめ)にし見ゆる 要旨 >>> 月明かりの下でたったひと目見かけただけの人、そのお方の姿が夢に出てきます。 鑑賞 >>> 作者の安都扉娘子(あとのとびらのをとめ)は伝未詳ながら…