大和の国のこころ、万葉のこころ

不肖私がこよなく愛する『万葉集』の鑑賞blogです。

巻第5

梅花の歌(2)・・・巻第5-818~822

訓読 >>> 818春さればまづ咲く宿の梅の花独り見つつや春日(はるひ)暮(くら)さむ 819世の中は恋 繁(しげ)しゑやかくしあらば梅の花にもならましものを 820梅の花今盛りなり思ふどち挿頭(かざし)にしてな今盛りなり 821青柳(あをやなぎ)梅との花…

瓜食めば子ども思ほゆ・・・巻第5-802~803

訓読 >>> 802瓜(うり)食(は)めば 子ども思ほゆ 栗(くり)食めば まして偲(しぬ)はゆ 何処(いづく)より 来(きた)りしものぞ 眼交(まなかひ)に もとな懸りて 安眠(やすい)し寝(な)さぬ 803銀(しろがね)も金(くがね)も玉も何せむに勝れ…

梅花の歌(1)・・・巻第5-815

訓読 >>> 正月(むつき)立ち春の来らばかくしこそ梅を招きつつ楽しきを経(へ)め 要旨 >>> 正月になり、新春を迎えたら、こうやって梅を見ながら楽しい一日を過ごしましょう。 鑑賞 >>> この歌は、大伴旅人の邸宅での宴で詠まれた「梅の歌」32首…