大和の国のこころ、万葉のこころ

不肖私がこよなく愛する『万葉集』の鑑賞blogです。

2022-02-01から1日間の記事一覧

沫雪降れり庭もほどろに・・・巻第10-2323

訓読 >>> わが背子(せこ)を今か今かと出で見れば沫雪(あわゆき)降れり庭もほどろに 要旨 >>> あの方の訪れを今か今かとお待ちして戸口に出てみると、沫雪が降り積もっている、庭にうっすらと。 鑑賞 >>> 「雪を詠む」歌。「沫雪」は泡のように…