大和の国のこころ、万葉のこころ

不肖私がこよなく愛する『万葉集』の鑑賞blogです。

2022-05-14から1日間の記事一覧

もみち葉の過ぎにし児らと・・・巻第9-1796~1799

訓読 >>> 1796もみち葉の過ぎにし児らと携(たずさ)はり遊びし磯を見れば悲しも 1797潮気(しおけ)立つ荒磯(ありそ)にはあれど行く水の過ぎにし妹(いも)が形見とそ来(こ)し 1798古(いにしえ)に妹と我(わ)が見しぬばたまの黒牛潟(くろうしが…