大和の国のこころ、万葉のこころ

不肖私がこよなく愛する『万葉集』の鑑賞blogです。

2022-10-26から1日間の記事一覧

磐姫皇后が天皇を慕ってつくった歌・・・巻第2-85~88

訓読 >>> 85君が行き日(け)長くなり山たづね迎へ行かむ待ちにか待たむ 86かくばかり恋ひつつあらずは高山の磐根(いはね)し枕(ま)きて死なましものを 87ありつつも君をば待たむうちなびく我(わ)が黒髪に霜(しも)の置くまでに 88秋の田の穂(ほ)…