大和の国のこころ、万葉のこころ

不肖私がこよなく愛する『万葉集』の鑑賞blogです。

2022-11-06から1日間の記事一覧

大伴宿祢と巨勢郎女の歌・・・巻第2-101~102

訓読 >>> 101玉葛(たまかづら)実ならぬ木にはちはやぶる神ぞつくといふならぬ木ごとに 102玉葛(たまかづら)花のみ咲きてならずあるは誰(た)が恋にあらめ我(あ)は恋ひ思(も)ふを 要旨 >>> 〈101〉玉葛のように実の成らない木には神が取り憑く…