大和の国のこころ、万葉のこころ

不肖私がこよなく愛する『万葉集』の鑑賞blogです。

2023-02-04から1日間の記事一覧

但馬皇女の歌・・・巻第2-114~116

訓読 >>> 114秋の田の穂向(ほむき)の寄れる片寄りに君に寄りなな言痛(こちた)くありとも 115後(おく)れ居(ゐ)て恋ひつつあらずは追ひ及(し)かむ道の阿廻(くまみ)に標(しめ)結(ゆ)へわが背 116人言(ひとごと)を繁(しげ)み言痛(こちた…