大和の国のこころ、万葉のこころ

不肖私がこよなく愛する『万葉集』の鑑賞blogです。

2024-02-21から1日間の記事一覧

平群女郎が大伴家持に贈った歌(1)・・・巻第17-3931~3936

訓読 >>> 3931君により我が名はすでに龍田山(たつたやま)絶えたる恋の繁(しげ)きころかも 3932須磨人(すまひと)の海辺(うみへ)常(つね)去らず焼く塩の辛(から)き恋をも我(あ)れはするかも 3933ありさりて後(のち)も逢(あ)はむと思へこ…