大和の国のこころ、万葉のこころ

不肖私がこよなく愛する『万葉集』の鑑賞blogです。

2022-11-10から1日間の記事一覧

久邇の新京を讃むる歌・・・巻第6-1050~1052

訓読 >>> 1050現(あき)つ神 我(わ)が大君(おほきみ)の 天(あめ)の下 八島(やしま)の(うち)に 国はしも さはにあれども 里はしも さはにあれども 山並(やまなみ)の 宜(よろ)しき国と 川なみの 立ち合ふ里と 山背(やましろ)の 鹿背山(か…

明日よりは我れは恋ひむな名欲山・・・巻第9-1778~1779

訓読 >>> 1778明日よりは我(あ)れは恋ひむな名欲山(なほりやま)岩(いは)踏(ふ)み平(なら)し君が越え去(い)なば 1779命(いのち)をしま幸(さき)くもがも名欲山(なほりやま)岩(いは)踏(ふ)み平(なら)しまたまたも来(こ)む 要旨 >…