大和の国のこころ、万葉のこころ

不肖私がこよなく愛する『万葉集』の鑑賞blogです。

巻第2

たけばぬれたかねば長き妹が髪・・・巻第2-123~125

訓読 >>> 123たけばぬれたかねば長き妹(いも)が髪このころ見ぬに掻(か)き入れつらむか124人皆は今は長しとたけと言へど君が見し髪乱れたりとも 125橘(たちばな)の蔭(かげ)踏む道の八衢(やちまた)に物をぞ思ふ妹に逢はずして 要旨 >>> 〈123…

坊さんが女を口説いた!・・・巻第2-96~100

訓読 >>> 96み薦(こも)刈る信濃の真弓(まゆみ)わが引かば貴人(うまひと)さびていなと言はむかも97み薦刈る信濃の真弓引かずして強(し)ひざる行事(わざ)を知るとは言はなくに98梓弓(あづさゆみ)引かばまにまに依(よ)らめども後の心を知りか…